2017年11月21日火曜日

ふだんのお仕事より ~収納について:その1~



普段のお仕事を通じて思うこと。
すこしずつ、ご紹介したいと思います。

今日は、収納について。

遅かれ早かれ、家を設計させていただく中で、必ず話題に挙がります。
ものがいっぱいあるんですけど、大丈夫ですか?
片づけが苦手なんですけど、大丈夫ですか?
その段階で、お伝え&おススメすることもあるのですが、
(※以前、研究会でも取り上げたIKEAのPAXシリーズの活用など)
今回は、住み始めてからのこと、少しご紹介します。

まずは…モノの住所を決めてあげること。

設計の最終段階で…例えば、IKEA家具の収納プランをする折、
この引き出しにはパジャマ、あの棚にはタオル…など、
話し合いながら、ある程度、生活動線を想定し、モノの住所を決めていきます。

実際に暮らし始めると、その通りにはいかないこともあるかと思いますが、
お引渡し後、約1年のお客様。
その方法をほんとに上手に活用されていらっしゃいます(*^^*)
仮に、と貼られたラベルが気づけば数年…とのことなので、
すでに身に付いている方法だったんですね。

4歳のお子様が、ちゃ~んと体温計を取って来てくれるらしく、
「あの子のおうちがどこか?」 ご家族にも浸透している模様。
家族の誰もがいつでもモノを出し入れできる環境。いいですね~。
新しくやって来たコーヒースプーンにも。
家事をするときの三種の神器にも。
みんな住所があります。定位置があります。

わぁ~っと散らかした後は、各自、いつものところへ!
片づける時も、考えることなく、ひゃ~っとしまえます。
いつもいつも片付けできる訳でないから、こう考えると気持ちも楽。
うまくいきそうなら、家族も巻き込んじゃいましょう。

もしも…
そこまでは出来そうにないわ、という方は、ザクっと雰囲気からでも。
あの引き出しには、文房具。こっちの棚には、掃除に使うものたち。
そんな感じで、少し大きなカテゴリー分けでもいいかもしれません。

継続できる、ほどよい加減。
それも大切なキーワードかも。
住所をどこまで決めてあげるかも、あなたの自由です(*^^*)


staff nami


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LOFT HOUSE STORE は
3つの研究会を通じてこれからの暮らし方を提案します

ちいさな家と まちなか生活
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