2018年1月22日月曜日

出掛ける旅行者。出掛けない旅行者。


 
今年はじめての研究会。
タイトルは『 Tourist in Tokushima 』

海外から徳島を訪れた旅行者が「どこへ行ったの?」「何をしたの?」
東京や京都でなく、ここ徳島へ来てくれたことに興味が湧きます。

彼らが徳島で過ごした軌跡、ご紹介します。
ずっと住んでいるのに知らない場所や、今まで思いもよらなかったこと。
いろいろありますね。

・中国からやってきた一人旅の女の子

 雨が降る中、徳島駅から汽車に乗って大麻比古神社へ。
 まるで京都にある伏見稲荷のような、
 鳥居さんの連なる、趣ある写真を撮って、見せてくれました。

 何度か訪れたことのある大麻はんですが、
 奥の奥に、そんな場所があったとは。知らなかった。

 お天気もすぐれなくて、と一方的に残念に思っていましたが、
 彼女の写真には、とても幻想的できれいな風景が広がっていました。
 同じ景色を見たとしても、そんな写真が撮れたかどうか…
 彼女の素敵な感性ゆえでしょうね。
 
・アメリカ人男性 職業:プログラマー?

 数日滞在。朝からフレンドリーに笑顔であいさつしてくれます。

 ほぼほぼ出掛けることなく、PCの前から離れない…
 さすがに不思議に思い、「何をしてるの?」と尋ねたら、答えは「仕事」

 まれに出掛ける様子に、「どこへ行ったの?」と聞いたら、
 城山でネコと遊んだ、眉山に登った(ロープウェーは使ってない)との答え。
 なんだか不思議、謎な感じが残る。。と思っていたのですが…

 今回の研究会の参加者さんが、その生態は理解できる!と。
 参加者さんいわく、想像するに、彼の職業はプログラマー。
 もしそうだとしたら、
 仕事に夢中で、気づいたら夕方で…外に出たくなって…歩きたくなる…のだそう。
 そうなんですね。知らなかった。そうだったのかぁ。

 観光するばかりが旅行でもないんですね。
 仕事をしながらも、いる場所はいつもと違う。
 そんな旅先での過ごし方も…あるんですね。

私自身いつもと変わらない日常の中で、
訪れる旅行者の目を通して、新しいことを知った!
なんだか嬉しい経験です。


staff nami

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LOFT HOUSE STORE は
3つの研究会を通じてこれからの暮らし方を提案します

ちいさな家と まちなか生活 ~まちなか研究会より~
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